「川島釣り堀」は、屋外釣り堀には錦鯉・金魚・ヘラブナがおり、大型錦鯉も随時放流されています!ナイター設備もあるので、夏は少し涼しくなった夕方から、会社帰り、学校帰りにも釣りが楽しめる川島町の人気釣り堀施設です!ペットの入場も可能で、店舗内2階にキッズスペースがあります。土日祝日限定でK`Café(「川島町のK」「鯉のK」「金魚のK」、社長の名前も「K」)では川島町産のお米や野菜、果物を使ったお弁当や社長オススメの北海道の音更ぎょうざが楽しめます。
川島釣り堀が立ち上げられた経緯について教えてください。
山本:実は私は40歳ぐらいまで、小学生から高校生にソフトテニスを教えていました。
自分自身もずっと小学校からソフトテニスやっていて、中学、高校、大学まで続けて、インターハイや国体も出場させてもらいました。社会人になってからもプレイヤーを少しやっていたのですが、練習頻度も少なくなる中で、自分の頭の中で思い描くプレーと実際のプレーのギャップに苦しんでいたこともあり、自分がプレイヤーでいるより、子供たちに教えている方が面白いな感じるようになりました。
何年かソフトテニスの指導者として子供たちに接していたのですが、昨今の部活動のあり方に疑問があったところと自分自身も年齢を重ねて子供たちに教える体力もなくなってきたなと思ったタイミングが重なり、ソフトテニスの指導者はやめることになりました。
ただ、子供たちに成長してほしいという思いは常に持っていたので、じゃあ次に自分には何ができるんだろうと考えていました。
自分がやりたいこととできることを考え、元々、魚と釣りが好きだったこともあり、釣り堀であれば、子供たちの成長に繋げられるかなと思い、川島釣り堀を40代半ばのタイミングで始めました。
部活動とかで中学生、高校生を教えてきた中で自分が持っているものを子供たちに伝えていくということに楽しさを感じていましたし、子供たちの成功体験の場所を作ることの重要性も感じていたので、釣り堀は最適だったと思います。
川島釣り堀をこの場所にオープンしてから7年になります。
この場所は、前の方が花とペットショップのお店をやっていたそうです。 前の方がお辞めになるということで売りに出てる時に私が購入しました。
この場所を選んだ理由はいくつかありますが、まずは圏央道が通っているということ、そして土地の価格、利便性です。
圏央道の筑波から茅ヶ崎までの中間地点は実は鶴ヶ島や桶川北本の辺りなんですよ。どちらも1時間から1時間半で行けます。
都心からも1時間半くらいですので、茨城から神奈川までが1時間半の範囲内で、大きな商圏になると感じました。
さらに鶴ヶ島からは東北道、常磐道、関越道、中央道、それぞれにも出やすいというメリットもあります。まだまだ開発もされていないので土地の価格もリーズナブルでした。こんな美味しい土地はないなという感じでしたね(笑)。
実際にお客様も狙った通りに、関東各地からいらっしゃっています。
やはり、ゴールデンウィークやお盆休み周辺は川越という街の集客力は大きいですね。
川越に泊まっているけれど、何かアクティビティはないか、子供を連れて遊びに行ける場所はないかということで、川島釣り堀にお越しいただいているケースが多くあります。
川越は小江戸が代名詞であるように、どちらかというと大人向けの観光地なのかなと思っています。子供が遊べるような子供向けの施設とかはあまりないですよね。川島には金笛しょうゆパークさんはありますが、娯楽という観点ですと他にはないのかなと思っています。
川島釣り堀の拠点の他にも、イベント事業として出張釣り堀などに力を入れています。
ありがたいことに、いろいろなところからお声がけいただいて、川崎のイベント行くこともあれば県内の水族館などにいくこともあります。
スタッフも子供達の相手に慣れていて、会話なども上手くできるというところも私たちの強みですね。
川島釣り堀の特徴やこだわりについて教えてください。
山本:川島釣り堀では釣った魚を持ち帰っていいよとしています。
子供たちが自分で釣って、自分で選んで、自分で飼ってみる。その成功体験を積ませてあげることを大切にしています。
常々子供たちには、「お父さんお母さんは君たちのお世話で精一杯だから、君たちがお世話するんだよ。君たちがお魚たちのお父さんお母さんになれますか?」という話をしています。
生き物を飼うということは命を扱うということです。
子供たちに自ら選択をさせることで、責任を持って育ててもらえるようにしています。
生き物ですので、必ず死んでしまいます。その時のフォローは保護者の方にお願いしますと伝えていますが、それ以外は子供たちにやってねという話をしています。
釣り堀で扱う魚はそれほど高い物ではありませんので、生き物を飼うこと、釣りに興味を持ってもらうことの裾野を広げる役割ができるかなと思っています。
また、釣りはお子さんから高齢の方までみんなで楽しめます。なかなか3世代で楽しめるコンテンツはないと思うので、家族で楽しむ時間の1つの選択肢に釣りも入れて欲しいですね。
メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
料金 | 1時間1100円~1日券3500円 お得な回数券あり 各種QRコード支払可 ・平日シルバー割引サービス ・平日障がい者割引サービス ・埼玉県パパママ応援ショップ協賛サービス |
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川島釣り堀山本さんが働かれていて喜びを感じる瞬間について教えてください。
山本:まずは子供たちが釣り堀で魚を釣れて喜んでいる様子を見るところが嬉しいですね。
またそこから釣りにハマって「この前海に釣りに行って、こんなの釣れたんですよ」と釣った魚を見せに来てくれることもあります。そんな時は本当に嬉しいですね。
魚を釣るという成功体験が人生の幅を広げてくれると思うので、その機会を子供たちに提供できていることに喜びを感じます。
川島釣り堀山本さんが働かれていて苦労される場面について教えてください。
山本:施設や設備のところが今後課題になってくるかなと思っています。
建てられてから年数の経つ建物を前の方から引き継いだのでそろそろ改修が必要になってくる時期です。
事業の土台はできたと思っているので今度は設備の方に手を加えていきたいですね。
川島釣り堀が今後挑戦していきたいことについて教えてください。
山本:将来的に一大レジャー施設を作りたいと思っています。
金魚すくいからトラウトやバス釣りまでが楽しめるようなフィッシングセンターが作れたら面白いですよね。そこにフットサル場やカフェ、ドッグランなどを併設してそこに行けば一日中楽しめる施設を作りたいと思っています。
もしかしたら自分の代では難しいかもしれないけれど、次の代やその次の代が成し遂げられるような土台作りはしていきたいですね。
川島釣り堀山本さんが思う埼玉の魅力を教えてください。
山本:都心に近いですが、自然がたくさんあるところが素晴らしいですよね。
東京からのアクセスが素晴らしいですが、のどかな風景が広がっています。
こんなところで子供を育てられたらいいなと思いますね。
住所 | 〒350-0158 埼玉県比企郡川島町大字伊草 730 |
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電話番号 | 049-297-1040 |
営業時間 | 年中無休 (年末年始、天候不良時を除く) 4月から10月 平日 11:00~20:00 (最終受付18:00) 土日祝 9:00~19:00 (最終受付17:00) 11月から3月 平日 11:00~19:00 (最終受付17:00) 土日祝 9:00~19:00 (最終受付17:00) |
アクセス | 圏央道川島インターから 254 号 川越方面に車で 5 分。信号4つ目左折(看板あり) 東武東上線川越駅・東松山駅、西武新宿線本川越駅から東武バス乗車 「伊草学校前」より徒歩14分 |
公式HP | https://www.kawajimatsuribori.com/ |